入社当時から製造部技術課配属です。業務内容は、入社当時は他社品の分析が主でした。具体的には、営業からの依頼で、当社品の競合品や新製品開発の参考となる他社製品の物性検査や分析をしていました。
それから現在、新素材の基礎研究や、既存製品の性能アップのため原料や使用薬品の再検討、新製品を開発する際の先行技術調査(特許調査)などの開発業務にも携わっています。最初は、初めてのことばかりで覚えるのが仕事でした。そして、時間がかかってもいいので、間違えないことが大切でした。手書きからワープロ、PCへと変わっていく時代でもありましたので、作業は楽になったところもありましたが、大変なところもありました。
当社の製品の種類は幅広く、通常の製品検査項目だけでも多数あります。実施頻度の少ない項目もありますので、忘れないよう、忘れてもすぐに思い出せるように、メモはかかせません。
きっかけは大学の教授からの紹介でしたが、大学の専攻が木材関係でしたので、少しでも関係あるものをと選びました。
少しでも目標に近いものができた時や新しいことができた時?でしょうか。抽象的ですがうまく言えません。ですが、開発業務という仕事柄、やりがいを感じることは多いです。あとは、厳しい納期でもやりきった時には、特にやりがいを感じますね(笑)。
新入社員が入るたびに教えるということの難しさを感じています。分かりやすく的確な指示を出すように意識しています。仕事面では、技術の進歩に負けないように日々勉強です。年数が経過するにつれ、覚えることも現在進行形で増えていますが、その度に新しい知識と経験を身に付けるよう努力しています。今はまだ、同じ技術課の次長や課長の知識に頼るところが大きいですが、いずれ、三木特の技術課・開発の顔になれるよう、日々勉強中です。
就職活動時に、見聞きしていたことと、実際に入社して体験したものとでは、思っていたのと違う、ということはたくさんあると思います。しかし、そんな中にも、思ってもみなかった自分にあったものが見つかることもあります。ぜひ一緒に頑張りましょう。