【入社~半年】製造部生産課 N3号機 叩解 係員
叩解部署は紙の原料となるパルプ、化学繊維、マニラ麻等を配合して、抄紙工程へ送るのが仕事です。配合を間違うと、その原料は使用できなくなってしまうので、必ず2回確認し、細心の注意を払って作業していました。
【半年~現在】製造部生産課 N3号機 抄紙(ワインダー) 係員
私の所属する部署ではテープ基材、掃除機の袋、コーヒーろ紙、食品フィルター等様々な種類の紙を抄造しています。その中でワインダーの役割は、出来上がった紙を検品し、規格通りの寸法に切りそろえることや、その後の梱包、運搬作業です。その際、紙やマシンに問題はないか等に注意しながら、作業しています。
最初の頃は時間をうまく使うのが難しく、出勤したらまずその日のスケジュールを確認して、時間配分をイメージしてから仕事に取り組むようにしていました。
状況が常に変わるし、紙毎に作業内容に違いがあるので、最初は必ずメモを取りながら作業の流れを掴むことから始めました。今では、職場全体の作業効率を考えられるようになってきました。
私はこの紙の町・四国中央市で育ち、紙はとても身近な存在だったので、地元へのUターン就職を希望する中で、製紙業を検討していました。
日常に必要不可欠な製品である「紙」を生産している点でもこの業界に惹かれました。
最終的に弊社に決めた大きい理由は、就職活動を通じて感じた会社全体の温和な雰囲気と働いている人たちの人柄の良さです。
自分がおこなったことに対して目に見える形で結果が返ってくることが嬉しいです。ちょっとした設備の不備が製品の大きな損害に繋がるのが今の仕事ですので、設備の不備を前もって発見し、的確な対応ができたとき達成感を得られます。
また、新人の教育を任された時も嬉しかったです。私に教えられるだろうか、と不安もありましたが、教育を任されるだけの評価をしていただいているのは嬉しいことです。その期待に応えてこれからも様々な仕事を任せてもらえるように頑張ろうとも思えました。
任せていただいた事をミスなく行い、イレギュラーな事が起きた際に適切な対応ができるよう、もっと仕事に対する知識を深めていきたいと思っています。そうやって知識を蓄えて、職場の人達にあいつに任せておけば大丈夫だ!と思われるような人材になれるように日々精進しています。
就職活動は不安との闘いだと思います。面接に行くと自信ありそうな人を多々見かけて、最初の頃はこんな自分を取ってくれる会社なんてあるのだろうかと自分ばかり不安な気がしていました。でも、そんな人達でも全く不安に感じていないことはないと思います。会社に電話する時は何回も話す内容の確認をするし、面接の前は心臓の鼓動が鳴り止まない程ドキドキしているはずです。この不安と上手く付き合うことが内定への近道だと思います。私が取った行動はひたすら練習です。友達と練習し合ったのは、今となってはいい思い出です。練習の甲斐あってか、緊張した中でも、勝手に口が動いてくれるようになり、面接で褒められる程になりました。不安を全部消し去ることなんてまず不可能なので、不安とどう向き合うか、自分なりの解決方法を見つける事から始めてみてはいかがでしょうか。
私の部署は交代制で24時間操業をしていますので、前の直番からの申し送り・情報共有から始まり、その後一日の製品の準備をします。基本的な仕事内容としては前述の通りですが、その仕事に付随して現場の掃除や設備の整備などを行います。一本の紙のロールが出来上がる時間は様々で、一つ一つの作業に使える時間も日々変わるので、時間配分を計算して仕事を進めています。
*(交代勤務の部署のため、日によって出退勤時間は異なっています。)