【入社~1か月】 製造部物流加工課 6,7ワインダー 係員
【1か月~1年1か月】 製造部生産課 6号機叩解 係員
【1年1か月~2年3か月】 製造部生産課 6,7号機抄紙 係員
【2年3か月~4年6か月】 製造部生産課 8号機抄紙加工 係員
【4年半~5年半】 製造部生産課 5号機 係員
【5年半~現在】 製造部生産課 5号機 係長→課長代理(管理者)
原料の仕込部署、紙の製造部署、紙の仕上げ部署など弊社における紙の製造部署を全て経験し現在は製造管理者として就業しています。どの部署においても仕事の面白さを見つけることを意識して仕事に取り組んできました。毎回同じ仕事をしているようでどこか違いがあり、毎回同じようにいかないのです。その違いを見つける事が、間違い探しのようで面白いし、それが正解であれば、さらに達成感を得られるのです。
私の地元でもあるこの四国中央市は紙産業の盛んな街なのですが、大学時代にたまたま紙の研究を行っている研究室を見つけ、入ったのが地元に帰って来ようと思った大きなきっかけです。研究内容は、紙に様々な機能や付加価値を持たせるという内容だったこともあり、就職活動時は、地元で機能紙関係の会社をメインで探しました。数社に絞りましたが、その中でも弊社の「あらゆる繊維を紙にする」というフレーズが心に突き刺さりました。高い技術力がある=将来性があると思い、弊社にとても魅力を感じたのが最終的に入社を決めた理由です。
中間管理職は仕事量も多いため、まだ余裕も無く自分の未熟さが身に染みています。その中でも、以前は上司や周りの手助けが必要だった事が一人で出来た時には達成感を感じています。他には、現状をもっと良いものにしようと、みんなで考えてアイデアを出して、そのアイデアを形にできたり、数字として結果が出たときには、とてもやりがいを感じます。そんな達成感を周りの理解と協力を得ながらある程度狙って得られる所が魅力と感じています。たとえ失敗したとしても、それはそれで一つの結果として重要なものです。
社会を取り巻く変化の中で今当社があるのは、先輩方が様々な変化に対応してきたからだと思います。そして私たちも、これからの変化に対応していかなければなりません。変化には、客先の要求の変化、働き方の変化、人口の変化、環境の変化など様々あり、自分が変化に合わせるか、その時々で臨機応変に対応していかなくてはならないと思っています。変化に気づき、どの方向の変化かを見極め、少しでも変化の先の手を打つことで、いざ、変化に対応する事が必須になった状況でも十分対応できるようになるのが目標です。
どんな仕事でも、面白い部分を見つけられたら面白くなるし、苦しい部分しか見えなければ苦しいと思います。私も苦しい時はありますが、それを上手く乗り越えた時に感じる達成感でモチベーションが維持されています。就職活動は、あるいは自分が定年するまで勤める会社を決めるわけですから、いろんな会社に行って、いろんな人と話しして、比べてみてください。面白そうとか楽しそうとか、そういうところからでもいいと思うので、いい会社やいい人に出会えた、と自分が納得するまでとことんやるべきだと思います。
その日によって色々ですが、現場の生産状況に合わせて仕事内容が変わります。基本的には、機械の生産状況の管理であったり、機械のメンテナンス、生産性や品質の向上の為に思考錯誤しています。トラブルに時間を取られることもあるので、その日の状況に応じて臨機応変に対応する事を求められます。
今は、時間効率を高めるための仕組みを様式化することに注力しています。この仕事は、時間をいかに作るかが重要で、たとえその様式を作るのに丸1日かかったとしてもそれで毎日10分短縮できるのなら、後々時間を取り戻せるので、それを優先しています。それに加えて、習慣化による仕事効率のアップにも力を注いでいます。毎日少しでも考えていれば忘れないし、新しいアイデアが浮かんだりするので重要と考えています。